※この投稿は2020年5月6日に、フィンランドのEnevo本社ブログに投稿された記事の翻訳です。
※本記事内で表記するソフトウェアの日本版は開発中です。

有名なトップ10に数えられるとある大学は、より良い廃棄物収集サービスを探していました。そこで、Enevoのスマートセンサーをキャンパス中に設置し、廃棄物の傾向を監視。カスタマイズした回収スケジュールを作成しました。パーソナライズされた廃棄物分析により、情報に基づいた調整が可能となり、収集回数の大幅削減、コスト、キャンパス内の交通量、騒音の削減を実現しました。より環境に優しく平和なキャンパス環境へと変わったのです。

100個以上のセンサーが自動的に容器内の堆積量を計測し、廃棄物とリサイクル品の排出・回収状況を記録しました。そして、高度な分析ソフトウェアが、センサーで収集したデータを分析し、廃棄物の傾向予測を行いました。

収集データを分析した結果、同大学は各容器の容量のうち80%は活用しておらず、容器に大きな余裕がありながら不必要な回収ばかり行っていたことがわかりました。同大学は、Enevoの仕組みとデータを活用し、実際の排出状況に合わせて収集スケジュールを調整することで収集回数を61%も削減することができました。

収集回数の削減は、同大学内のトラックの交通量を削減しました。走行時間は52%、走行距離は19%削減しました。効率的にトラックを運行することで、年間4.77トンのCO2排出量削減を実現しました。

回収を効率化するだけでもコスト削減になりますが、廃棄物収集専用トラックの運用コストを考慮すると、同大学はEnevoの導入によって年間$105,734のコスト削減ができます。これを授業料に換算すると、なんと1.5人分以上!

収集回数61%削減・走行時間52%削減/CO2排出量年間4.77トン削減/年間$105,734のコスト削減
収集回数61%削減・走行時間52%削減/CO2排出量年間4.77トン削減/年間$105,734のコスト削減

キャンパス全体でサステナビリティを達成するには大きな努力が必要ですが、Enevoの技術を適用することで、同大学は理想的な廃棄物収集の仕組みを構築できました。収集回数の削減により、回収に必要なリソース、収集トラックのCO2排出量など廃棄物に関する様々な悩みを減らすことができたのです。

原文:How our tech suite reduced collections by 61% for a cleaner, greener campus at a top university